フライパンで作るローストビーフのようなもの、または牛肉のタタキであるもの
Posted: Updated:
安いモモ肉を買います
今回は 300g で 500 円くらいです。ジューシーな脂っぽい肉を食べたいなら金を出せば解決するのですが、安い肉で良い赤身というのは難しく感じます。オージービーフはおいしいです。火の入り方のムラをなくすために、なるべく直方体に近い獲物を狙います。
下ごしらえ
- 塩をモリモリ擦り込む
- 常温に戻す
- 水分をキッチンペーパーで拭き取る
- スパイスを振る
なんとなくこの順序でやっています。安い肉を買うとローストビーフ用のタレとかスパイスがついてくるので、適宜使ったり使わなかったりします。
焼きを入れます
一面あたり 15〜20秒くらいずつ、フライパンから白煙が立ちのぼるくらいの強火で焼いていきます。なにげに煙がじゃんじゃん出るので、火災報知器に注意してください。メイラード反応を狙っていきます。
表面を焼いたらフライパンに蓋をして、3〜5分くらい極めて弱火で何となく蒸し焼きにします。曖昧です。これまでの経緯でフライパンはすでにクッソ熱いので極めて弱火でよいです。
アルミホイルに包んで余熱をいれつつ寝かせます
焼き上がったらアルミホイルに包んで 5〜15 分くらい余熱を入れるために寝かします。アルミホイルを解いた時点で肉がまだ温かければ、なんとなく冷めるまで肉を寝かせた方が肉汁が逃げないらしいです。なんとなくです。
切り分けて盛り付けます
好きな厚みで切り分ければローストービーフのようなものが出来上がります。最初に塩を強めにすりこんでおけばそのままでも美味しいですし、ワサビをつけると引き立ちます。牛肉にワサビって最強だと思うんですが...。
ここまでの時間に関する記述で幅が広いのは、好みと肉の大きさと気温などにもよるためです。なんとなく良いかんじを目指していきましょう。
本来はもっと大きい肉塊に時間をかけて火を入れて、表面しっかり中ピンクを狙うのかもしれませんが、一度に食べきれる量をヤるならフライパンで十分です。
で、「フライパンでローストビーフ☆」みたいなレシピをよくみかけるわけですが、大抵は牛のタタキのようなものであり、最後に何をつけて食べるかによる和洋の分岐に過ぎないということを感じ入るのでありました。今日のはたぶん牛のタタキです。