KINTOテクノロジーズに入社して半年が過ぎた振り返りと、ささやかな求人訴求
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なんとか仕事が立ちあがってきました
2025年1月から Engineering Office という組織が立ち上がります。自社における開発力の向上を目的とした各種の企画推進と、それらに付随する横断的な組織施策のプログラムマネジメントなどを一旦の業務管掌として定義しています。
先人の抽象度の高い命名にあやかった組織名ですが、社外の同名組織の事例によくある採用、育成、評価、広報などを直接担うことはなく、既存の専任チームとの連携を前提としています。
我々のスタンスとしては営利組織における攻めと守りの中庸を往くつもりで、組織の保守的な仕組み作り一辺倒ということはありません。ほか Engineering Office についてのもう少し具体的な取り組みの紹介は後日、社のテックブログに記事を掲載予定です。
ここでは6月入社以来、半年のふりかえりをば。
入社してから考えよう!
日本の既存産業、非 IT ビジネスで IT によるレバレッジをかける仕事への関心を近年あたためていたことが、会社選びにおける動機・きっかけになりました。
- ほんとうは開発系のポジションでお声がけがあった
- カジュアル面談後に判明する驚愕の事実「名古屋に開発系のポジションはない」
- 適したポジションが現状ないけど 入社してから考えよう 、で入社した
結構リスキーな転職だった気もしますが、現在のボス(副社長)や上司が、事業や組織について明け透けに話してくださったこともあって比較的心穏やかに決心することができました。
社内の観察と対話に時間をかけた
入社後は IT/IS 部というコーポレートITとセキュリティの部署の部付として、開発支援部 技術広報グループのお手伝いをするなどしながら社内のキャッチアップに励みました。社内ITに携わることはなく社内フリーランス状態です。
内製開発の会社として300名を超える規模の組織であり、既存の業務や体制も十分に確立しています。スタートアップで勢い良く突破と自己実現を図るのとは異なるものとして、社内の関係構築や観察に努めてきました。
並行して副社長との週次定例を入社直後から設定させてもらい、そこで事業や組織に対する考え方、求める人物像、既知の課題、未知の課題などについて会話を重ねさせてもらいました。そのうち3〜4ヶ月くらい経った頃から各種のリクエストをいただくようになって、あれよあれよと今に至ります。
引き続き走りながら考える
関わるビジネスの多様性もあり学ぶべきが尽きない状況であり、走りながら考えるという状況も脱するには至っていません。未だ社内フリーランスの延長線上にありますが、半年をかけて事業や組織に貢献するための取っかかりは得られた認識です。
実際のところ技術人事がどうとか、Web 開発がどうとかではない、アンラーンを求められる未経験領域の球も拾っているため悪戦苦闘しています。とはいえ自分のテーマとして根っこにあるのはダイナミック・ケイパビリティの実践と、そのためのチェンジマネジメントであることに変わりは無いので、引き続き励みたい所存です。
書けないタイプの剛速球も多くて、現実は上記文章のテンション以上に火がついています。ひぃ
KINTOテクノロジーズという会社について
ついでに KINTO テクノロジーズ(以下 KTC)について採用広告 (!) を兼ねて簡単に紹介しておきます。
トヨタのチャレンジに対する貢献
KTC は、トヨタグループ傘下にあるITサービスの内製開発子会社です。ソフトウェアやシステムの開発という点では、トヨタシステムズやトヨタコネクティッドなどの諸先輩方がいらっしゃいますが、我々は世間のIT事業会社が提供するような Web サービスやモバイルアプリの開発を主としています。
トヨタがモビリティ・カンパニーに変革していく中で、モビリティに関する多様な価値提供にチャレンジしていく動きをソフトウェア開発の面で支えています。
実は多様なサービスに関わっている
モビリティに関する多様な価値提供のチャレンジとして社名にも入っている KINTO を筆頭に、他にも多様なサービスに関わっています。会社のプロダクト紹介に多数掲載されていますが my route アプリや販売店のデジタルトランスフォーメーションのサポート(販売店DXプロジェクト)なども手がけています。
また KINTO も新車のサブスク(KINTO ONE)だけではなく、KINTO Unlimited や KINTO Factory、KINTO ONE 中古車など複数のサービスを展開しています。
Webサービス開発、IT事業会社の経験を活かせる
本稿執筆時点の会社紹介資料 によれば2024年11月1日時点で従業員数346人となっており、今後も採用を強化していく方針です。
求人の一覧をご覧いただくと分かる通り、Webサービス開発に求められる職能をほぼ全方位的に採用しています。私もそうですがIT事業会社の出身者にはとても入りやすい印象を持ってもらえると思います。
We're Hiring!
Engineering Office は表向きに求人をオープンしていませんが、自分のテーマや信念をもとに使命を開拓していくぞ!というフロンティアスピリッツ......もとい社内フリーランス耐性に自信のある奇特な方はウェルカムです。短期で体制が急拡大しているからこそ発展途上・過渡期における課題も多く、伸びしろしかありません。
- MUST
- 自身のテーマや周囲の期待に従って使命/仕事を開拓できる
- 世間のべき論から入らず、観察から方向性を導き出せる
- 必要性さえあれば、何でもやりうる心意気がある
- WANT
- 各々の立場や関係性を見極めて立ち回れる
- 社内で未成熟な技術やナレッジのイネーブリングができる(専門家の場合)
もしご興味を持たれた方はオープンポジション求人や、個人的につながりのある方は各種 DM 等でお問い合わせください (・∋・)ノシ