きみは日帰り沖縄ツアーという荒行を知っているか? in 久米島

日帰り沖縄という荒行

詳しくは... というかコンセプトと雰囲気は日帰り沖縄推進サイト | 1 Day Okinawa☆ | 名古屋-沖縄間の日帰り沖縄を推進するWEBサイト! をご覧になっていただければと思いますが、日帰りで沖縄に行ってきました。

沖縄と言えば透き通った海、果てしない青空が期待される絵面ではありますが、あいにくの天候により地味な絵面が続きます。でも久米島を満喫できました。

下記は写真ログです。食事関係に限っては外食ブログの 2016-11-21 に情報をまとめていますので、基本そちらへのリンクで済ますスタイルです。


久米島空港の前にはシーサーがそびえています

久米島空港の前にはシーサーがそびえています


出発〜朝食

1day 沖縄の朝は早い。

起きたのは夜中の3時ごろ。身支度をして4時には家を出てセントレアを目指し、6時発の那覇便@スカイマークに乗り込みます。明らかに眠いのですが、半端に覚醒してしまっていてあまり寝られず。

那覇空港についた後は、久米島への飛行機までの乗り継ぎの間に都市部に出て、朝食を食事処みかど - 沖縄 那覇 定食屋 - ペロろぐで摂りました。中心部は普通に街だな!という印象を得る反面、老朽化した立て直しされないまま生きながらえる建物もあり行政や銀行などのハコモノとそれ以外のコントラストも目立つ町並みでした。

ゆいレール(那覇のモノレール)が磁気式ではなく QR コード...なのに見た目は磁気式と同じ!ということに驚きました。面白い。

車海老の養殖場見学

久米島に到着後は、とりあえず空港近くの車海老養殖場へ。久米島の車海老 - 車海老養殖・不動産・レンタカー事業久米総合開発株式会社だと思われます。レンタカーについてきた観光マップで謎の激推しだったので訪れてみましたが、B級スポット感満載です。

見学したら、出荷作業的なアレの最中にピックアップされた車海老を試食できます。生きてます。直前まで凍〆する気マンマンだったのか大人しいのですが、手元で頭をもいだり皮をはいだりするとビチビチします。なんらかの反射反応でしょうか...。結局、15-19匹ほど入っているらしい冷凍品を購入して、自宅にクール便の手配をしました。


車海老を仕分けるプロの様子(よく見ると海老の残像が舞っている)

車海老を仕分けるプロの様子(よく見ると海老の残像が舞っている)


事務所の屋上から臨む養殖場はなかなか広い

事務所の屋上から臨む養殖場はなかなか広い


車海老の試食に伴う鏖殺直前

車海老の試食に伴う鏖殺直前


完全に余談ですが、届いた車海老を家で刺身として食したのち、残ったエビの頭をトースターに入れて 8-9 分(火力による)焼いたらパリッパリになって非常に美味しゅうございました。刺身として食べた胴体はもちろんプリップリで、よくある大ぶりな海老のねっとり感とはまた別の美味しさを味わえます。

具志川城跡〜久米仙〜お昼ごはん

生憎の天気だったのもあり、早々にアルコールを求める機運が高まった結果、久米仙で泡盛試飲だ!!!となって久米仙の本拠地らしき所に向かいました。

道中、城跡に立ち寄ったりしつつ泡盛の試飲天国に辿り着きます。試飲した結果、久米島限定販売というパワーワードが添えられた3年古酒と、妻への土産にあらごし梅酒を購入。

その後、もやしそばという名物を食べようにも店が激混みであえなく退散。地鶏を食べたいと地鶏っぽい施設に向かったもののガチで鶏肉を売っているだけっぽくて退散。途中のおばけ坂という天然?の錯視スポットを楽しんだり。

...という紆余曲折を経て、昼食はスリーピース - 沖縄 久米島 沖縄そば - ペロろぐと写真の通り、辛味噌そばを食べました。これが非常に美味しかったし、おねーさんたちのご厚意でアイスを喰わせてもらったりと良い感じでした。悪天候の中にも関わらず、愛知から日帰りで沖縄本島どころか久米島で遊びにくる、という奇行に驚いていた様子。いや、俺も驚きだよ。というか悪天候だったのは運が無かっただけですねん。


具志川城跡、天気がよければ海が臨める景観スポットの予感

具志川城跡、天気がよければ海が臨める景観スポットの予感


久米仙の製造元を訪れて無限試飲

久米仙の製造元を訪れて無限試飲


辛味噌な沖縄そば

辛味噌な沖縄そば


畳石〜比屋定バンタ〜熱帯魚の家

腹が膨れたから移動しようか、という頃から雨がさらに強くなり、一周まわってテンションのあがってくる天候になってきました。畳石と呼ばれる亀の甲羅のようになった岩場を拝みに行くも、風雨に晒されて HP をゴリゴリ削られる始末。一周回ったテンションのまま、風の強さに傘を諦めてダッシュで立ち向かった私が悪かったです。

畳石でひとしきり体を冷やしきったあとは、比屋定バンタという展望台へ。これまた天候不良で景色は全然見えなかったけど、比屋定バンタ - 沖縄 久米島 沖縄そば - ペロろぐのとおり、沖縄そばとオリオンビールをキメました。

熱帯魚の家、という入り江というか浅瀬というかになっていて熱帯魚が勝手に集まってくるエリアに着く頃には雨も弱まり、だいぶ散策しやすい天候に落ち着きました。


畳石に着くも、猛烈な雨で体力消耗するの巻

畳石に着くも、猛烈な雨で体力消耗するの巻


展望台に着くも風雨で寒いわ、霧もやで何も見えないわ

展望台に着くも風雨で寒いわ、霧もやで何も見えないわ


熱帯魚の家なるもの、たしかに熱帯が浅瀬をウヨウヨしている

熱帯魚の家なるもの、たしかに熱帯が浅瀬をウヨウヨしている


やっと雨が止んで過ごしやすくなってきた熱帯魚の家

やっと雨が止んで過ごしやすくなってきた熱帯魚の家


ヤジャーガマ洞窟を探検

昼頃におばけ坂の周辺を通ったとき、鍾乳洞という標識が立っていたので調べてみると普通に入れるっぽいので入ってみました。近づくにつれてガチの洞窟感が漂ってきて、一同「これ入って大丈夫なやつかな...?」という気持ちが脳裏をよぎったはず。

入ってみると中は歩きやすく舗装こそされているものの照明はなく完全に真っ暗。各自スマートフォンのライトで照らして何とか先に進みます。頭上の鍾乳石にさえ気をつければ、滑ったりする箇所もないのでそんなに危ないことはないはず。洞窟をしばらく進むと開口部があり、きれいな光景の空間に辿り着けます。

洞窟を出ると久米仙人と名乗る御仁と遭遇(実際は行きの時点で洞内ですれ違っていたのだけど、ただのネイチャーガイドの人かとおもった)しました。案内したろか?と言われたものの、何分日帰りツアーで時間的な余裕が心許なかったので辞してその場を後にしました。万全を期すなら、しっかりとした照明とヘルメット、ちゃんと歩ける靴を用意してくるべきです。

詳細なレポートは人骨が散らばる神秘の洞窟探検へ「ヤジャーガマ洞窟」【久米島】 | 日本珍スポット100景を見てみると良いと思います。


ヤジャーガマ洞窟のはじまりに丁寧な説明

ヤジャーガマ洞窟のはじまりに丁寧な説明


真っ暗でマトモに採れなかった洞窟内

真っ暗でマトモに採れなかった洞窟内


開口部に光が注ぎ込んで壮大な景色になる

開口部に光が注ぎ込んで壮大な景色になる


洞窟のあと、YUNAMI FACTORY - 沖縄 久米島 ガーリックシュリンプ - ペロろぐに訪れてオヤツを食べてオリオンビール(本日4杯目...?)を楽しみましたが割愛。詳しくはリンク先をご覧いただければ。

美しいシンリ浜

レンタカーを返却する前に、最後はサンセットが見えると評判のシンリ浜というところへ。近くには小綺麗そうなリゾートホテルが立っていましたが、直前まで天候が悪かったせいか、はたまた温暖な季節を過ぎてしまったからか、人気は全然ありませんでした。

天気が良い日中であれば、ものすごく綺麗な光景だったのでしょうけど、曇りでも中々の景観でした。適当に撮るだけでも、妙にコントラストがハッキリした風景だったので写真映えしてくれる気がします。良かったです。

晴れた日の景観は東洋一は沖縄にあった!久米島の青き秘境「ハテの浜」の美しさに驚嘆 | RETRIP[リトリップ]を見て一旦満足することにしました。いつか久米島に再訪できたらリベンジしたい...というか本島に1週間くらい滞在して、天気が大丈夫そうな日を狙って移動するとか、そういうスタイルも良さそう。


肉眼より写真越しのほうがコントラストがくっきりする謎の感覚

肉眼より写真越しのほうがコントラストがくっきりする謎の感覚


木の緑と浜の白、海の青がコントラストを出してくれていた

木の緑と浜の白、海の青がコントラストを出してくれていた


晴れていたら更に良い景色であったのだろうと惜しい気持ち

晴れていたら更に良い景色であったのだろうと惜しい気持ち


帰路、そして日帰り沖縄を終える

レンタカーで最後のほう意識がトンでしまい申し訳ない気持ちを頂きつつ、空港について帰るのを待つばかり。と思ったら天候不良で乗る予定の機の到着が遅れるなど不穏な空気があったので、ひとつ速い便に予約変更して出発。

那覇空港の経由で2時間ほど待ちがあったので、お土産を軽く眺めたのち、そば処 琉風 - 沖縄 那覇 沖縄そば - ペロろぐでオリオンビールを追加しました。ツマミがしっかりしていて美味しい満足。


お疲れさまでしたビールとツマミの図

お疲れさまでしたビールとツマミの図


待合室でもさらに缶ビールを飲むの図

待合室でもさらに缶ビールを飲むの図


おつかれさまでした

飛行機の中で寝たおかげか、家に帰ってからも元気が残っていたので思わずオリオンビールをアンコールしてしまいました。家に着いたのは深夜1時くらい。早起き頑張れば、日帰りでも沖縄の離島を堪能できることが分かり大満足です。

ちなみに今回の自分的おすすめは、敢えて上位3つをあげるならば下記のような順位でした。まあ、とにかく濃い一日でありました。

  1. ヤジャーガマ洞窟
  2. シンリ浜
  3. 熱帯魚の家

お誘いいただいた、きよっちさんをはじめ、同行した各位色々ありがとうございました!


帰宅後もなごり惜しくてオリオンを飲んでいる図

帰宅後もなごり惜しくてオリオンを飲んでいる図


Author

ahomuAyumu Sato

KINTOテクノロジーズ株式会社

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