Frontrend in KANAZAWA で話してきた感想
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ひさびさの金沢でFrontrendでした
今回はDMM.comラボさまのご協力で、金沢での講演となりました。2年以上前にKanazawa.jsで訪れて以来でしたが、色々見覚えのある光景やらに懐かしく感じた次第。(故郷ではない)
懇親会でもお久しぶりな方とチラホラ楽しいお話ができたり、新しい出会いもあったりでとっても愉快な感じでした。(∩´∀`)∩
10年先生きのこるには
スライドはしばらく後の公開になりますが、スライドだけ見てもあまり価値がないです。フロントエンドの広い範囲において、ライブラリスタックやらツールセットやらの比較やポイントをサマリーでお伝えした感じです。
『10年先のため、今身につけたいこと』
今回の共通テーマと向き合うにあたって、どういう伝え方をしようかなーとうんうん考えた結果、、、
- フロントエンドはなぜ流行り廃りが速いのか
- 流行り廃っていくライブラリ・ツールたちの候補たち・比較検討のポイントとサマリー
- 結局トレンドを学べばいいのか、乗りこなしていけばいいのか、なんなのか
このような話をした上で、いくら技術の話をしてもよほど低水準な技術の話をしない限り10年先もは役に立たないので、+αとして次のようなことを提案させていただきました。
自分のロールモデルから逆算して学び続けること
正直、自分自身が業界歴5年?6年?といったところで、10年も生き残った経験がありません。とはいえ最近よよく感じるのは、本当に技術だけに偏ったスペシャリストでもない限り、ロールモデルの幅はさまざまで、同様に学ぶべきことの幅もさまざまであるということです。
「学ばなければならない」という強迫観念めいた思いは、この業界を生きるにあたって健全な意識だと信じてやみません。しかしその上でも、学ぶ内容を技術トレンドだけに狭めてしまっては、機会損失が大きいだろうと考えます。
今のご時世、SNSを見ているだけでも「技術トレンド」やら「学ばなければいけない気がするナニカ」だけは容赦なく押し寄せてきますが、それを正しく取捨選択するための構えが無いと流されてしまいがちです。よって、自分のロールモデルを見据えて、どういう立ち回りで活躍するのか、将来どのような仕事をするのか、ということを念頭において今自分が学ぶべき領域を常に明確にしておくことこそ、10年先生きのこるために必要な姿勢だと思いました。
東京在住のエンジニアだと余計に、ってのもあるかもしれません。または自分の身の回りバイアスとかもあると思います。
感想ブログありがとうございます
このような話で来場された方々の期待に応えられていたのかは、やや不安な節もありつつ、アンケートを拝見した限りでは概ね好評?で良かったです。
自分の観測範囲に引っかかった記事だけではありますが、せめてものお礼にリンクのご紹介まで。
- FRONTREND IN KANAZAWAに参加しました - 過ぎたるは及ばざるが如し
- あーありがち - Frontrend in Kanazawa に参加してきた
- FRONTREND IN KANAZAWA に参加して感じた学び続ける姿勢の重要さ : 15SCOPE
追記
スライド共有のOKでたので公開しています。でもやっぱりスライドみてもあんま分からなさそう(´ω`)