WCAN 2010 Summer ライトニングトークのフォロー
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iPadで楽しくWebアプリのフォロー
先週末に開催されたWCAN 2010 Summerでライトニングトークに参加した際の、フォローアップ記事です。当日は、みなさまご静聴いただき、ありがとうございました。
話した内容は、iPadとWebアプリについて。主旨としては「政治ったーのiPad専用Webアプリ作ったよ」という事と、「iPad専用ならWebアプリでさえも今の知識で十分作れて、新しいことも出来てワクワクするよ」という流れでした。
当日のスライド
現物スライドは、実装の都合上、Safari5またはiPadでご覧くださいませ。Slide Shareにアップロードした分は、スクリーンショットを頑張ってKeynoteに貼り付けるという地道な家内制手工業で...。
今回のiPadを使ったプレゼンテーションの詳細は、LTの本旨とは関係ないので別途「iPadでHTMLプレゼン! +副産物の煎茶スライド」に情報をまとめてます。
政治ったーについて
- 政治ったー ( オフィシャル )
- 政治ったーつくりました。TwitterとかiPadとか特盛よ。 ( ウェブ開発 ) :: ハブろぐ
- iPadなんて怖くない! Webサイトと大差ないWebアプリの調理 ( ウェブ開発 ) :: ハブろぐ
- 政治ったー ウェブサービス新規制作 | 制作事例紹介 | アップルップル
このあたりのURLに、政治ったーとiPad専用Webアプリ的な情報が載っています。ご興味の対象に合わせて、適当にご覧くださいませ。
当日紹介したライブラリ1: jQTouch ( MIT License )
Webサイト風にHTMLを書いて、JSを実装して、というワークフローで作るならこちらがオススメ。
jQueryプラグインとして動作します。touchstart〜touchendみたいな処理を、tapイベントとして自動で管理してくれるので、下のような感じの書き方でタップイベントを定義できます。ラクチン。
$(this).bind('tap', function ()
{
// my function
});
他にもたくさん機能があるみたいですが、使い切れてないです。全部の機能を使わないにしても、viewportとかfullscreen(web-app)も、自動でイイ感じにしてくれるので、こういうフレームワークを使うと、何かとラクに構築できますね。
解説は、「jQuery on iPhone - jQTouchを使ったWebアプリ開発 | マイコミジャーナル」が詳しいので、そちらに丸投げで。
当日紹介したライブラリ2: Sencha Touch ( GPL v3 License )
公式:http://www.extjs.co.jp/products/touch/
カッチリした開発フレームワークなので、JQTouchよりは敷居が高い印象です。その分、操作感も見栄えもネイティブAppのようにリッチな表現です。
当日使ったスライドのような表示は、下記のようなスクリプトで作れます。作法が分かれば簡単です。その他の感動的なデモは、Sencha Touch公式のデモページでも体験できます。
Ext.setup({
tabletStartupScreen: 'tablet_startup.png',
phoneStartupScreen: 'phone_startup.png',
icon: 'icon.png',
glossOnIcon: false,
onReady: function() {
var carousel = new Ext.Carousel({
ui: 'light', // ( dark | light )
direction: 'horizontal', // ( vertical | horizontal )
defaults: {
cls: 'card'
},
items: [{
title: 'Panel1',
html: '<h1>1枚目</h1>'
},
{
title: 'Panel2',
html: '<h1>2枚目</h1>'
}
});
var ui = new Ext.Panel({
fullscreen: true,
layout: 'card',
ui: 'dark',
items: [carousel]
});
}
});
ありがとうございました
というところで、ライトニングトークには、また機会があれば参加したいと思っています。次はMacから安定した環境でやりたいですね...。次回もよろしくお願いします!