WCAN mini Design vol.8
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Adobeの西村真理子さんをお迎えした、Adobe CS4のPhotoshopとFireworksの新機能に関する勉強会でした。だらだらとイベントレポート。
最初のほうはAdobeのイントロダクションがメイン。"モバイル"と"クロスメディア"という単語がどこに行っても出てきます。モバイルとか企画営業のあたり、お願いしますね!Mist先生!!(私信)
Photoshop CS4
正直、フォトショは普段あまり使っていないのですが。特に気になった機能だけ。
色調補正スポイト : スポイトで選択した色域を大雑把に明度とか彩度の次元で調整可能(任意の色を感覚的にいじれる)
回転ビューツール : タブレットで描いてる人にはすごくいいかも! 描く線の方向に合わせて紙を回すように、キャンバスの角度を傾けられます。
コンテンツに応じて拡大縮小 : Adobe Photoshop CS4 - 新機能紹介すごいです。リンクしておきます。(うまく説明できない)
色の校正に色覚のP型とD型がプリセット : ユニバーサルデザインを意識した機能が充実してくる兆候でしょうか。「ColorDoctor : 富士通」と、精度面で比較したらどうなのかな?
全体的な印象として、今まで面倒な手順を踏んでいた、よく使う操作が感覚的に使えるようになった!3Dまで使えるようになった!というのがメインのアピールポイントなんでしょうかねー。あと、個人的には色の校正に色覚障害のエミュレートが入ったのは流れとして嬉しい。ユニバーサルデザインの志向がWEBでも高まるのはいいこと。
Firewokrs CS4
トピック的にあげる機能の躍進は少ないのですが、Fireworksの位置づけが定まったのはとても嬉しいニュースです。Adobeさん的には、イラレやフォトショなどなど、好き勝手な環境で作ったデータを、FireworksでモックアップしたりPDFでプレゼン資料に加工したりしつつ、次の実装工程にバトンパスする。というような、ワークフローの中でも橋渡し的な立場を想定して進めているみたいです。
もちろん、Fireworks単体での制作能力も間接的には向上してると思うのですが。制作用途で使うなら、CS3とあまり大差はないのかも、と思ってしまったり。とはいいつつも、9スライスツールと、ライブラリの充実は便利そう。
Fireworks CS4の4~5月配布予定とおっしゃっていたアップデータ、大変期待しております!
CS4すごいなぁ
業界の技術仕様をリードしていく重要なポジションにありつつ、ユーザー側とのコミュニケーションを大切にしてくださっているAdobeさんには今後とも頑張って頂きたく。
Photshopの機能強化は、私みたいにちょろっと加工したい写真だけPhotoshopでメイン制作はIllustratorかFireworksというタイプでも恩恵に預かりやすそうです。
今まではソフトウェアの機能や操作についてのお話を聞く機会が、私個人ではあまり無かったのでとても良かったです。今度はDreamweaverのことも聞いてみたいですね。