フルスタックエンジニゃー所感
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エンジニゃーん
時差ボケとビールでアレなので(予防線)ふんわりした与太話。
先日名古屋のFrontrend in Nagoyaでちょろっとお話したのですが、人材編成の要求・分業構造の変化によって、少なからずフルスタックのニーズが高まっている節はあります。
ですが、うーん
フルスタックエンジニア的な立ち回りを専門性というかスペシャリティとするのは良いことですね。
— きれいなあほむ (@ahomu) June 30, 2014
特定技術のスペシャリストはほんの少数いればいいし、スキルセットとしてのゼネラリストは使い勝手良いけど平凡になりがち。
— きれいなあほむ (@ahomu) June 30, 2014
大多数の器用貧乏ズを救うのは、何をする人なのかという志向性ですよ。
— きれいなあほむ (@ahomu) June 30, 2014
これさえあれば、いっそフルスタックかどうかなんて関係ない気がするのです。今のフルスタックエンジニアの文脈って、基本的に雇用的な要求ですよね。使い勝手の問題だと思うんです。
と、思いました。
自分自身、わりとWebフルスタック系な趣はあるので色々思う所はあるのですが、外向きにはフロントエンド系のひとっていうポジショニングですし、内向きにも███なキャラ付けを心がけてはいます。
昨今、漫然とスキルセットとしてのフルスタックを語るのは、気持ちは分かるけど不毛そうです。
冒頭のスライドにも書きましたが、浅く広い範囲においては、すべての技術が低コスト化に向かっています。多くのひとが目指すゼネラリスト像において、その敷居が下がるのは目と鼻の先です。そうなったとき、次は技術に頼るのか、本質的な志向性を重んじるのか。
そのあたりがフルスタックに限らず、重要な観点なのではないでしょうか。
ちなみに本質的な志向性って、結局そのとき本人が何をやりたいかに依存するので、そこはヤマを張ったりコロコロ変えたりとかは個人の自由だと思います( ˘ω˘)