ウェブデザイン技能検定
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ウェブデザイン技能検定について書こうと思います。
検定自体の詳細は「ウェブデザイン技能検定」をご覧ください。今回の試験の感想について後の世のために残します。
学科試験
えー、今出ている、クリークアンドリバー社から出ている2級対策問題集は対策になりません。今回の学科試験の現物より簡単すぎて噴出モノです。何事も甘くみたらアカンってことですね。
- WCAGやJIS規格について、重箱の隅をつついてくる
- ハードウェア面やOSI参照モデルみたいなことを聞いてくる
- 法律関係の設問がほとんど出なかった(今回は)
- VDTの設問があったが、会場にそれが心得として貼られているところがあった(らしい)
- FLASHやMPEG、FLV、他エンコード形式のマルチメディア知識も十分に必要
- Apacheやプロトコルの問題が多かったような...。
受ける人はゼヒ気をつけてください。HTMLやCSSができるぐらいだと学科で落ちます。実務ベースからはものすごい勢いで遠ざかっている気もしますが、学生向けに考えれば、これぐらい勉強したほうがいいのかもしれませんね。
特にネットワーク知識については、指定の参考書籍には、ほとんど載っていないので基本情報とか初級シスアド(今はITパスポートでしたっけ)の本を見た方がいいです、いっそ。
実技試験
名古屋です。ありのままに起こったことを話すと、偉い人に怒られるような気すらします。大事なことなので繰り返します。名古屋の2級試験でした。
敵は、文字化け、環境の不備、問題の不備。
肝心の問題については、FLASHとHTML、CSSが出来れば問題ありません。学科に比べればそこまで難しくありません。むしろ120分あっても時間が余り気味です。評価基準が読めないので、やり終わっても不安はたくさん残りますが。
今回はフォーム作成とJavascriptの記述の選択問題がありました。ですが、Javascriptの問題もgetElementByIdを書けばいいよ!ぐらいだったので簡単なほうだと思います。
結局なにをしたらええねん?
今回のに限った話ですが。
- プロトコル
- Apache
- JIS、ISO関連
- WCAG
について重点的に知識の補強をした方がいい感じです。VDT作業の衛生環境や、法律関連についても若干の出題がありましたが、今回ぐらいの比率なら無視してもいいぐらい。ただ、この様子だと、また次の試験で比率が変動する可能性は高いので、そのへんもちゃんと抑えた方が安全だと思います。
さすがにサブネットマスクや、ポート番号の問題は減っていくと予想したいところです。むしろ、IPAお抱えの試験とは棲み分けしないと、資格として腐りかねないかな?と思います。ウェブデザインっていう名前なら、情報設計とかビジュアルのセオリーに特化していいと思います。