a-blog cmsのスゴイところ
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スゴい
a-blog cmsを使ったことがある人向けのエントリーです。ごめんなさい。
a-blog cmsに限らず、CMSに対して人々が注目する視点は大まかに2つぐらい。以下の2パターンを参考にスゴいところを挙げてみる。(実はtwitterで思いつきでつぶやいたことのフィードバック)
コンテンツの構造面 : 構造的であることが求められる視点。工程はともかく制作の成果が、情報の集合体として理に叶っていること。
Webサイトの制作面 : 簡単である事と、制作者のスキーマ(普段の慣れや考え方のパターン)に、より近い形でシステマチックなWebサイトを作れること。
コンテンツの構造面
階層型マルチブログ構造 : ブログは部分の動的更新ではなく、情報の集合単位。同時に権限構造である仕組み。
URLコンテキスト : コンテンツの場所(bidやcid)と状況(pageやkeyword)をURLとして再現する仕組み。(別項として後述)
コンテンツの再利用性 : ほとんどのコンテンツは、細分化して一意に特定することが可能な仕組み。
Webサイトの制作面
モジュールID : そのモジュールがどこの情報を表示するか、一意に指定できる。
ルール : 条件分岐。特定条件のときのシステムの動作を丸ごと書き換える。
acmsパス : うちゅうのほうそくがみだれる!(別項として後述)
URLコンテキスト
文脈(Context)を見事に表現していることから、URLコンテキストと佐藤が勝手に呼称していますが、いわゆるURLの値のことです。
階層型マルチブログ構造にも繋がるところですが、コンテンツの入れ物であるブログやカテゴリーが一貫して階層構造になっているため、コンテンツの構造とシステムの構造が常にイコールで結ばれます。
だからこそ、URLとして表現したときに、人間が見てちゃんとURL(本来の意味ではインターネット上のコンテンツの場所を示す)の体裁を保っているのはもちろん、システムもURLを参照して表示すべき情報を選定できます。
わかりにくいですね。結論だけいうと、人間とシステムがURLを通して、同じようなノリで情報を参照できているということです。まだ分かりにくいですか、ごめんなさい。
とにかくこれは結構すごいと思う。ズレやブレが無いんです。
acmsパス
前のブログで書いていたときも同様の事を書きましたが、テンプレートと管理ページの関係を壊しかねないキラーマンです。
従来、コンテンツを表示するにあたり、テンプレートは体裁であり、管理ページは内容を司っていました。
acmsパスを利用すると、そこの関係が一転します。acmsパスに入るのはURLコンテキストと同一の情報なので、表示する情報の指定がテンプレート上の記述から可能になります。
さらにbidやridを指定すれば、ルールやモジュールIDも、構造を無視して参照可能になります。
主要な6軸
前の3つが、構造的な理解としての3軸。
次の3つが、制作的な理解としての3軸。
すべて理解すれば、a-blog cmsはマスターできると思います。いや、ほんと。
実のところ自分自身が開発サイドなくせに、見れば見るほど意図が見えてたびたび感動している最中です。みなさんもゼヒ、a-blog cmsを触りながら感動できるところは感動してみてください。