ANAの機内サービスで、スターバックスコーヒー
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スターバックスヴィアの無料サンプリング
つい先日、ANAの飛行機に乗る機会があって、噂の機内提供版スターバックスヴィアを試してみました。今回は、小型のプロペラ機という事で、有料サービスが全般的に無い中、コーヒーは無料サンプリング^1の扱いで提供してもらえました。
本来は、有料の機内サービスで、¥200という価格設定。やはり、機内サービスらしい値段だなァ、とも思いましたが、スターバックス自体の値段設定が強気なので、よくよく考えれば自然な価格です。本日のコーヒーのSと比べたら手頃感すらあるかもしれませんね。
なかなか美味しいコーヒーです
味わいの印象は、たしかになんとなくスタバっぽい味。…ごめんなさい、コーヒーの脂質とか酸味とか、うんちくは語れないんです。
いつも通りブラックで飲んでみた感触^2では、そのへんのインスタントコーヒーよりは良い出来で、自分好みの味をしていたように思います。スタバで飲み慣れた味としては十分満足しました。
なかなか美味しかったので、今度は地上で飲む為に、スタバでヴィアを買ってみようかな、と。
まんまとプロモーションにハマっている気もしますが、コーヒー好きなのでOKです。
iPadと機内モード
今回、iPhoneで写真を撮影を、iPadでこの文章の入力と、Apple製品フル稼働で暇を潰していました。そしたら、iPhoneとiPadの機内モードを確認された次第。ノートパソコン等と同じように離着陸の間は、使えませんが、安定飛行に入ったあたりで、電源を入れて使用しても大丈夫です。その際は、前述の機内モードをキチンとONに。
あと、別の便では「もしかして、iPadですか?」ってCAのひとに訊かれて、「そうですよー。あたらしもの好きなんでー。」「初めてみました。電波出るんですか?」「ちゃんと機内モードあるんで、電波切れますよー」「そうなんですかー。ご協力ありがとうございます」的な会話をしていた。どんなやねん。さすが最新ガジェット。目立つ目立つ。
有料にするからには、付加価値の設定が重要で、スターバックスとのコラボレーションをはじめとして、色々なものに付 加価値をアピールしています。有名紅茶店が監修したダージリンティーや、沖縄線限定メニュー、エコノミーでも食べられるプレミアムクラスの機内食、などなど何かしらの特別感を備えたメニューが豊富です。
今までも無料という慣習の中にあったものに、お金を払ってもらうようになるには、きっとその辺りの取り組みが大事なのでしょう。国内線のメニューは距離と所要時間の面から、そこまで品数自体は多くないメニューですが、国際線だとまた違うんでしょうか。きっと、乗る機会はありませんが気になります。
飲食店のメニューを見るの大好きなんですよね、自分。航空券の値段を考えたら、機内サービスで数百円までなら誤差だと思えるようになりましたとさ。
機内サービスを有料化したANA
往路のJALのコスト減っぷりも新鮮でしたが、今回の復路で乗ったANAの有料化の試みも新鮮でした。従来の機内サービスをやめる代わりに、有料で前よりも質の高いサービスを提供^3するというのが、有料化の意図らしいです。
この方針の切り替え自体の背景には、JALと似たような事情があるのかもしれません。ただ、無料という慣習を、前向きに有料という付加価値にすげ替えたANAは、比較すると偉いなぁと感じます。